世界にたった一つのジュエリー
子供の頃からジュエリーが好きでした。よく夜店の指輪やビーズのネックレスをお小遣いで買ったりしました。首には沢山のおもちゃのネックレスを付けて遊んでいたり、指輪を全部の指に付けていたり、それ程好きだったんですね。
ビーズのネックレスは、乱暴に扱うと紐が切れて、バラバラになって泣いた事もありました。そうなると修復するのは大変な作業で、子供にはものすごい時間がかかり、そのままにしてるのもあります。好きな物は壊れていても捨てられないですものね。
年頃になると、その時流行のデザイン物や、友達とお揃いの指輪を買ったり、女同士ですがそれが友情みたいな時代でした。
まだ本物のジュエリーは買えないので、メッキですが大人びた物を好む様になり、色々買いました。おもちゃの様な物でも、宝石箱を買って、大事にしまっていたんです。
彼が出来ると、お洒落に華が咲いて、頭から足までトータルなファッショを目指す様になるんですね。
今日の服にはこの指輪で、ネックレスはこれにしようと、毎回違う装いをしたくて、あれこれ楽しんでいました。
でも好みの物が中々見つからなかったりすると、自分で指輪を作れないかなと思い、色んなお店に行って材料を探して揃えて見ましたが、どれをどうやって作るのか分からず、その当時は作り方のテキストが無かったので、自分なりにあれこれ試行錯誤で作ってみました。
指輪はビーズで編んで、何となく出来ましたが、金属の細工が分からなかくて、よく手を切ったり、爪を折ったりと、散々でした。
初めは形になっていなくても、何個も作っていくと上手くなってくるんですね、これなら身に付けられるという物が出来上がったんです。
やっと出来た。細かい所は気にしないで完成です。
そのネックレスを自慢げに付けました。友達からどこでそれ売ってるのと、聞かれたりしました。その時は私が作ったのよ、と誇らしげにいいましたよ。そうです、世界でたった一つの私だけのジュエリーですもの。